バレーやバスケット、サッカー、野球、陸上などのスポーツ活動中に、筋肉や靭帯を傷めたり、膝や足、肩や腰などに機能障害を生じることがあります。お子さんや学生さんの部活動、社会人スポーツなどで生じたケガや症状は、競技活動に支障がでるだけでなく、後遺症を残すとその後の日常生活にも長く影響します。
当院ではこのような急性期のスポーツ外傷や運動に伴う症状に対しても、専門医が適切な検査と診断、治療を行います。レントゲンや超音波診断器(エコー)検査で判別できない場合は、近隣の連携病院にてMRI検査を行うことも可能です。
その上で、スポーツ障害に対しては療法士が専門的な運動療法を行っております。
障害の回復期には、競技や日常生活に必要な動作の評価(パフォーマンステスト)、ストレッチ指導などを個別に行い、学生さんの部活動や社会人の競技復帰をサポートいたします。
また当院では症状の再発予防や、健康的な体づくりを支援するため、地域の皆さまに専門的な運動指導(フィットネス)を行っております。具体的にはピラティスの認定資格をもつ専従の理学療法士が、個別もしくはグループでエクササイズをご指導いたします。
ピラティスは、日常生活の習慣や癖などから起こる体の不調(肩こり・腰痛・膝痛など)の改善に期待ができます。ヒトが本来あるべき正しい姿勢や、効率の良い歩き方など、エクササイズを通して再学習していきます。興味のある方は、診察の際にお気軽に医師にお伝えください。
堤 佳奈
理学療法士(PT)
ファンクショナルローラーピラティス・インストラクター
ピラティスは、もともとリハビリテーションから生まれたエクササイズです。まずはご自身の体の特徴、習慣を“知る、気づく”ことが大切です。無理なく取り組めるエクササイズですので、どなたでもご参加ください。